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『鱈腹=たらふく』のという言葉の語源になっている、真鱈（男の子）身長約８０センチを年越し前に捌きましょう！おにーちゃんが、鱈鍋や鱈フライといっているので元日から『タルタルソース』を作るはめになりそうです。昆布〆にした刺身も美味しいんです。

鱈の白子（タラキク）がこんなに沢山！さっと湯通ししてポン酢でいただきます。

いつもは、年越した（てから）の長寿願いの麺料理ですが、今年は紅白前に頂けそうです。鶏だしスープ・チャーシュー・メンマ・煮玉子はいつも通り、とーさんの手作りです。

いただきまぁーす。
尾長鮪・ワラサ・真タコ・マトウダイ・〆サンマ・あわび・錦糸卵・イクラの醤油漬などが入っています。

１日中立ちっぱなしのお魚屋さんのおとーさんが限界のようです。腰が痛テェ痛テェと騒いで年寄のようにキッチンでくの字になっていますが、年末でみんな忙しいので出来上がりまで我慢してもらいましょう！
『マトウダイ』実は高級魚　肝醤油でいただきます。1匹100円で購入！

70cmに少し足りない『ワラサ』

おとーさんの手による『マダコ』の茹でたて

南三陸の船頭さんが、『あわび』を届けてくれました。おかーさんとおにいちゃんの大好物です。今夜は、『海鮮丼』になりそうです。いったい何個あるのでしょう。お刺身のあとの、肝は『伯楽星』を使って、酒蒸しはいかがでしょうか！

お正月が近くなると、おとーさん＆おかーさんは一日中料理三昧で椅子にお座りするのも、もったいないらしく忙しく動きまわっています。おとーさんが、包丁を研いでいるのは５kg以上もある『ワラサ』『真鱈』や『びんちょう鮪』を卸すためのようです。
数の子たっぷりのひたし豆

松前漬け（おかーさんの飯の友）

北寄貝の炊込みごはん（machafuguのリクエスト）

切干大根の酢の物（お節のなますの変り種）

柚子をまるまる１個・仙台味噌の６年物とお酒は釜石の『浜千鳥の大吟醸』をたっぷり使って『ゆず味噌』を炊いてみました。ふろふき大根やおでんこんにゃくでいただきます。あら、おかーさんは炊きたてのご飯にヌリヌリしています。
お皿のチョイスに失敗したようです。白い皿に大根はダメでしょうか！

おかーさんが、美味しい『かぼちゃのスープ』を作ってくれました。お友達より『ロロン』というラグビーボールのようなかぼちゃを頂きましたので、煮物かスープか迷ったけれど、ヒラメのお刺身で炊飯器のご飯がほぼ空っぽだったのと、バケットが１本あったのを思い出したので、今夜は洋食となり黄金のスープができたのです。

東日本大震災では甚大な被害をうけた女川町では、防災性を高めた市街地造りが進んでいます。６月に開催された『内山遺跡』に続き、石浜地区の『崎山遺跡』で国道398号線の付替え工事に伴う発掘調査の現地説明会が開催されました。天気が心配だった、おとーさんとおかーさんは朝早くから考古学とグルメモード全開でした。
崎山遺跡は縄文時代後期の遺物が出土することで知られていましたが、今回の調査により約1,300年前の奈良時代の竪穴住居跡２棟が見つかりました。この竪穴住居には、石組みのカマドが構築してあり塩作りの土器が出土しています。東松島市の矢本横穴古墳群等から多く出土する須恵器の長頸瓶（壺）をまねた土師器の壺は、類例は少なく貴重なものです。

１号住居跡　製塩土器が多く出土しました。手前の２号住居跡は火災にあったとみられます。

調査区の東側の竹林　津波をうけましたが元気に回復しています。

お土産は、『高政の蒲鉾』と約48cmの『寒ビラメ』です。月曜日は、おとーさんがお休みなので、朝食にお刺身でいただきました。大根と長ネギで仕上げた『あら汁』も最高です。

最新情報！
先週、現地説明会が開催された『栗原市築館の入の沢遺跡』で、第４の鏡が発見されました。内行花文鏡・珠文鏡２面・重圏文鏡と３種４面の出土となり、最北という言葉も、北の果てや都から最も遠い場所ではないという感じもしてきました。

栗原市築館にある『入の沢遺跡』で今年最後かもしれない、発掘調査現地説明会が開催されました。国道４号線のバイパス建設に先立つもので、報道発表でもお知らせの通り国内最北の発見となる４世紀頃の大規模環壕集落（古墳時代前期）や銅鏡３面・鉄製品など多数の遺物とともに調査されました。特に、宮城県ではほとんど例のない住居の中から鏡が発見されるという大発見となりました。
現地説明会の様子（遠くに新幹線くりこま高原駅が見えます）

住居（火災にあっている）の壁際にまとまった土器が

おとーさん・おかーさんはみぞれ混じりのスゲー悪い天気の中、気仙沼市大谷の高台移転地区（防災集団移転事業）にある『嚮館跡』の発掘調査現地説明会に行ったのでしたが、現説ついでではあっても海方面に行くとたくさんの海産物をGETしてくるはずが、手ぶらでガックリして帰ってきました。実は、低気圧の影響からか波がドドーンっと漁ができる状況ではなく食料調達にも発掘写真も満足出来ず落ち込んでいるようでした。
縄文時代後期の食料の貯蔵穴（やっぱり食料にこだわるのかい！）

リアル柱の掘立柱の住居跡（雨がふりやまず）写真奥が大谷海岸

注：柱は杉の丸太材（現代）