machafugu.com

宮城県から岩手県にかけての三陸沿岸で４~５月に獲れる貴重なお魚が、『真鱒（サクラマス）』です。地元でもかなり高価なお魚ですが、おとうさんとおかあさんはこの時期にどこからか購入してきます。今日のは、3.3kgで2,800円だったそうですが、少しスレなので一般的な価格からはスゲー安いのだそうです。塩ふり焼きにしたら3杯メシになってしまいました。

おとうさんが、どこからか35cmくらいの黒い礼服をまとったお魚『めじな』を買ってきました。宮城県では、あまり馴染みのないお魚ですが、関東以南では磯釣りの対象魚『ぐれ』という名前で呼ばれ、磯のアングラーにとても人気があるそうです。口太メジナ・尾長メジナや黒目鯛などいっぱい呼び方があるそうですが、釣り好きのおとうさんのターゲットではないのでボクも詳しくはありませんが、寒い季節には磯臭さがとれて美味しいらしいのときちんと締めてあったのでお刺身にしてもらいました。あら汁になったシッポの形を見ると、本日のお魚は『口太ぐれ』のようです。おかあさんが、ちょこっとあしらった『白菜の菜花』もかわいいでしょ！

『まーちゃん』の新学年と『おにーちゃん』の新入学おめでとうございます。おにーちゃんは、とても忙しい春休みお疲れさまでした。そこで、我が家の春のお魚料理『メバルの煮つけ』でお祝いです。本当は、これだけ体を作ったものはお刺身がとても美味なのですが一度冷凍にしちゃったので煮魚にしておとうさんとおかあさんの二人でいただきます。宮城県では『アカガラ』と呼ぶ沖メバル（ウスメバル）で、金華山沖の根まわりで釣れます。この時期、メバルのおなかの中は『イサダ』と呼ばれるオキアミの一種で満腹なので、釣り餌が、ドジョウやイカの切り身と擬餌で勝負するおとうさんがとても苦労して釣る『春告げ魚』なのです。